どこに投資するか
なぜ投資をするのか?を自分に腹落ちさせ、目的や現状把握をし、長期投資でインデックス投資を軸にするという方針も決まり、どのような手段で投資していくかも決めたので、準備段階は終わりです。いよいよ投資に入ります。
まずはどこに投資すべきか?を考えました。投資先をどこにするか、投資商品としては投資信託にするのかETFにするのか、などです。
投資先について:
日本、米国、欧米、新興国、いろいろあります。
・日本:
日本で生活、仕事しているので多少なりとも日本経済の影響を受けます。日本経済が成長すれば給料があがりやすくなるとか(怪しいですが)。自然と円資産が多くなることもあり、私は今のところ日本には投資していないです。
・米国:
過去の実績、先進国の中でも人口増加が見込まれる、グローバルで活躍する企業が多い、イノベーションが起こり続けているなど、すごい国だと思います。未来のことは誰にもわかりませんが、投資する観点ではやはり最強だと思います。
・他の先進国(欧州など):
未来はどうなるか分からないので、分散投資と言う意味ではやはり必要だと思います。ただ、投資における好材料はあまり見当たらないと感じたので、比率的にはやはり米国のほうを大きくすべきと思っています。
・新興国:
GDPの成長率は期待できますが、それが株価に反映されるとは限らない、また政治情勢も不安定な国が多いので、ボラティリティが高いのがネックです。ただ、そこを加味しても、長期投資と言う観点では成長率は魅力的なので、投資対象には加えるべきと思います。
上記のような考えのもと、比率的には以下のような配分で投資しています。
米国:先進国:新興国=70-80%:15%:5-15%
投資商品について:
私の投資方針(老後のための長期投資)の場合、投資信託、ETFが候補となります。それぞれの主なメリット、デメリットは以下のように思っています。
投資信託:
<メリット>
・分散投資しやすい
・ドルコスト平均法の利点を受けやすい
・小額からでも購入可能
<デメリット>
・思った価格で購入できない(1日1回価格が決まる)
・手数料(信託報酬、実質コスト)が高いものが多い
ETF:
<メリット>
・分散投資しやすい
・リアルタイムで購入可能
・手数料(経費率)が安い
<デメリット>
・購入単価が高いので、ドルコスト平均法の利点を受けにくい
・配当金の再投資効率が悪い
・ちゃんと計算すると投資信託より高くなることもしばしば
(売買手数料、ドル転コスト、配当にかかる税金など)
長期投資だと信託報酬のデメリットはさほど気にならず(もちろん、あまりに高いものはNG)、コストもさほど変わらない、場合によってはETFのほうが高くなるし、配当の再投資効率も考慮して、基本的には投資信託を活用し、ETFは目的に応じて投資することにしました。
※補足)このあたりは、一括購入できる金額にもよるので、ETFが悪いというわけではないです。